08年7月14日 大学生になりました! 1話 |
08年7月14日 大学生になりました! 1話 |
「大好き!五つ子」の新シリーズが今日からスタートしました。 「大好き!五つ子」とは1999年から放送した、愛の劇場のシリーズの1つであり、拓也、美穂、慎吾、紀香、剛の五つ子と、中学校教師のパパ。一度に五人も生んで育てる元気ママ桃子の七人家族が繰り広げる可愛く、楽しく、そして涙…の物語、です(wiki出典)。 この五つ子シリーズですが、五つ子の小1〜6時代を描いた「大好き!五つ子」と、高校3年間を描いた「大好き!五つ子GO]の2つに分けることが出来ます。小学生時代の方は、同時期に「キッズ・ウォー」も放送していましたが、こちらの方が有名かもしれません。 わたしは当時、「キッズ・ウォー」の方に熱を上げていまして、五つ子などその前座に過ぎないと思っていたのですが、「キッズ・ウォー」が また、「キッズ・ウォー」は井上真央の代表出世作であり、5期ファイナルシリーズでは、過去シリーズそれなりの重要人物として登場していた筈の主人公の父と母を第一話冒頭から火葬させて飛ばしてくれましたが、五つ子も小6からいきなり高1に急成長を遂げて、マンネリ化防止に成功しています。 その五つ子の新シリーズ「大好き!五つ子2008」ですが、今度は五つ子が大学生になりました。正直、高3終了時点で潮時かなと思っていただけに放送開始は驚きましたが、1ファンとして嬉しいです。うちの親は「また五つ子やるのー!?(怒)」と何故か切れてましたけど。 途中しか見ていないのですが、以下第一話の概要です。 五つ子の母の桃子はスーパーでパートに家事に気象予報士の試験勉強に大忙し。 その桃子(母)、パート先の店長から自分の後釜として店長にならないか?と頼まれます。答えは8月いっぱい過ぎてからでいいとのこと、つまり、最終回に桃子(母)が新店長を引き受けるという落ちがつく訳ですねわかります。 そして五つ子の1人美穂、美穂は桃子(母)と同じスーパーでアルバイト中ですが、友達からキャバクラのアルバイトに誘われます。「大好き!五つ子」は思春期の親と子の軋轢を描く番組ですので、当然美穂はこのことを親に相談しません。 そして、桃子の妹の小百合が 今期は如何なドメスティックプロブレムが起こるのでしょうか、明日が待ち遠しいです。 |
08年7月17日 おばあちゃんが入院!? 3話 |
「大好き!五つ子」の新シリーズ、「大好き!五つ子2008」が今週より絶賛放送中です。このシリーズは、毎年学生の夏休み間際から夏休み終了にかけて放送している昼ドラであり、今年で10作目を迎えました。 10作目までに過去、ユニークな問題を起こすキャラクターを数多く輩出しています。その1人が鎌倉のおばあちゃんです。 主人公的位置にいるのが桜井家とその五つ子ですが、桜井家パパの弟周平、その妻恵、母良枝は鎌倉に住んでいます。この母良枝が鎌倉のおばあちゃんとの愛称で慕われているその人です。 このおばあちゃん、「大好き!五つ子3」では家を潰してマンションを建てようと言い出したり、「大好き!五つ子GO!!」では結婚詐欺で60万を騙し取られたり、「大好き!五つ子GOGO!!」では相思相愛の再婚相手を見つけたけど諸事情でおじゃんになったり、と五つ子に負けず劣らずのトラブルメーカーです。 そんな鎌倉のおばあちゃんが前回、入院したとの連絡を受けました。骨折とまで言われていましたが、ひびが入っただけのようです。社交ダンスの練習中の怪我ですが、骨折も有り得ない話ではないでしょうし、ひとまずは安心です。 恵(パパの弟の妻)「でも、ほんとよかったぁ。もし、お母さんがこのまま寝たきりになったらどうしようって心配しました。」 ザ!世界仰天ニュースじゃあるまいし、大袈裟です恵さん。明日の朝刊に「○歳女性、社交ダンスで靭帯損傷し寝たきり!?」という見出しが載るとでも思ったのでしょうか。 家に待機し、ママからの連絡待ちだった慎吾と紀香。大事に至らなかったと聞いて一安心です。そして、真悟が唐突に今期五つ子の現状を語りだします。 真悟「家族に一番負担かけてるのは俺かぁ。拓也は医学部に一発合格して家庭教師のバイト始めてるし、剛も左官のバイトしながら夜間大学通ってるし。美穂もずっとバイトしてるしのんちゃんも留学するし……。」 第1話を見逃した人(わたしとか)への配慮でしょうか。それはとにかく、紀香の留学も十分に負担をかけるものだと思います。勿論紀香に速攻でつっこまれますが、 紀香「私だって留学するし、パパとママに迷惑かけてるよ…。真悟だって教師目指して頑張ってるじゃん。」 真悟「俺はただの浪人生だからなぁ。」 真悟は止まりません。 ちなみに、真悟は教師を目指して予備校通いの浪人生です。 そういえば高校生の頃、真悟は熱中サッカー少年してて、拓也は医者を志し猛勉強してて、剛はグレていましたが、真悟は随分と差を付けられてしまった模様です。 一方その頃、成り上がった剛ですがバイト中でした。バイトの先輩と会話をしています。 先輩「おい、あーゆーのなんていうか知ってるか?」 剛「キッチンコーディネーターじゃないんですか?」 先輩「そうじゃなくて、ほら、昔からいるだろ?」 剛「……?」 先輩「知らないのかよ、お前大学で何の勉強してんだよ。掃き溜めに鶴ってんだ。」 剛「掃き溜め、ってなんですか?」 先輩「それは、えっと……。そのくらい自分で調べなよ!横着すんじゃないよ!」 剛のバイト先には、中々愉快な先輩がいます。 同時刻、美穂はキャバクラの面接をこっそり受けていました。 拓也もバイト中です。家庭教師のバイトとの事ですが、教え子は女子生徒です。男先生と女生徒の構図はヤング漫画の常識と思ってましたけど。最大手の家庭教師のトライだって、女子生徒は女子学生が受け持つ基本方針ですよ。なんかアーンとかやってケーキを食べさせてもらっています。 そしてパパと、その男子学生の嫉妬と羨望を一身に浴びる拓也が帰宅しました。 紀香「拓也、カレー食べる?」 拓也「今日はのんちゃん(紀香)が晩御飯作ってるの?」 パパ「いやな、今日は鎌倉のおばあちゃんが足怪我して紀香がカレー作ってくれたんだ。」 拓也「なにそれ、意味わかんない。」 パパ「そうかぁ?」 そうやって軽くスルーされた鎌倉のおばあちゃん、ママの妹の小百合がまたも桜井家に五つ子を引き連れて来ました。第1話と同じ落ちで第3話終了です。 ビギナーさんに優しく第4話でも事情を説明してくれるのですが、この五つ子は小百合の夫が友人に頼まれた子どもだそうです。 おばあちゃんの骨を割った意味が全くなかったようが気がしますが、この五つ子が何かをしでかしてくれると思うと次が楽しみです。 |
08年7月18日 新五つ子大暴れ!の巻 4話 | |||
「大好き!五つ子」は今期で10作目ですが、毎回タイトルが微妙に変わっています。今作のタイトルは「大好き!五つ子2008」と2008を付けていますが、過去のシリーズについても、一作目「大好き!五つ子」に始まり、「大好き!五つ子2」と変更され、これが6まで続きます。 そして、五つ子が小学生から高校生になると「大好き!五つ子GO!!」「大好き!五つ子GOGO!!」「大好き!五つ子GOGOGO!!」となっています。 そして五つ子が大学生になった現在が「大好き!五つ子2008」なのですが、そのような変更がなされた理由について、公式ページの現場レポートに以下の記述があります。
この明らかなタイトル変更に気付かない人などいないと思うのですが、のっけからつっこみ待ちの出だしです。
戻したというわりにしっかりと2008の接尾語があるのですが、スタッフ出演者の深い想いは何処に行ってしまったのでしょう。 そして比較対象が渡鬼になっていますけど、渡鬼のように約20年間放送を続けるつもりなのでしょうか。だとしたら、既に大学生の五つ子の今後の設定を一体どうするつもりなのか気になります。 前置きと無関係で恐縮ですが第4話です。前回、桜井家のママ桃子の妹小百合が、夫の友人から預かった五つ子の小学生?5人組を再び桜井家に連れて来ました。 事情を尋ねると、五つ子の世話がこんなに大変だと思わなかった、とのこと。妹小百合には子どもが2人いますが、2人と5人では苦労も比ではないのでしょう。 どう大変なのか申しますと、この新五つ子は、探検と称して襖の破壊工作をしたり、おやつの大学芋を盗み食いしたり、勝手に部屋に入って洋服を引っ掻き回したり……。 言う事を聞かない新五つ子に妹小百合は激怒、悪戯を止めようと追いかけますが逃げられます。その追い方なのですが、 すっかり舐められた妹小百合は、姉桃子に助けを求めたのですが、この新五つ子は桜井家でも狼藉を働きます。 新五つ子は旧五つ子(桜井家五つ子)の部屋を散らかします。騒ぎの刹那、拓也は鼻血を出してしまうのですが、そのリアクションが秀逸です。 拓也「血、血がーー!!ああああーー!!!」 「ティッシュ使うか?」 拓也「いえ、結構です。ティッシュを使うと血が逆流してしまいます。」 「流石医学部だなぁ。」 慌てているのか冷静なのかよく分かりません。 ところで鼻血ですが、拓也の言う通りに、鼻血をティッシュで抑えると逆流してくるように感じる人もいるそうです。他、出ちゃうものは出さないと等の理由でビニール袋に血を垂れ流したりと、ティッシュ否定派は多かったです(google検索結果)。 鼻血ネットの鼻血の止め方によると、
ティッシュ使っちゃいけない理由は逆流というより、ティッシュ抜くときにまた傷をつけてしまう事があるため、だそうです。やわらかい布や綿を使用し、あまり奥まで詰めない様にすれば良いとの事。 拓也のお陰で正しい鼻血知識を得られた所でレビューを再開したいのですが、以下シリアスな展開が続いていて書く事がなくなりました。 桜井ママ夫婦と妹の小百合夫婦で相談して、新五つ子の女の子2人を小百合夫婦が、男の子3人を桜井家が預かることで合致し、 しかし新五つ子があからさまに事の成り行きに難色を示し、 拓也と真悟は大人しくなったと暢気に構え、 剛は「そうじゃない気がする」と不安になり、 そして案の定、新五つ子は脱走しました。 桜井家を飛び出して何処に消えたのか、入院中の母親の病院へ向かったのでしょうか、次回に続きます。 |
08年7月21日 真っ先に頭角を表した智君 6話 |
先週のおさらい。 主人公の桜井桃子は桜井家のママであり、一家は5人の子(拓也、美穂、真悟、紀香、剛士)を持つ大所帯。その桜井家の五つ子も無事、高校を卒業し、自分の道を歩んでいます。 そんな所に先週、桜井ママの妹小百合(さゆり、通称さーちゃん)が、夫の友人から預かったという小学生1年生の五つ子(翔、まお、潤、まさみ、智)が桜井家にやってきました。今後10日間、この新五つ子子たちと桜井家の と桃子さんが解説してくれて、本日の第6話「五つ子×2」が始まりました。公式ページの今週のあらすじを見ると、何故か今週からサブタイトルがついています。 「新五つ子」とか「五つ子到来!!」とかせずに、「五つ子×2」とつけた当たり、桜井家の18歳の子ども5人分もトラブルの数に入ってるのでしょうか。 確かに先週から、真悟は予備校止めて就職する発言をしていましたし、拓也はバイト(家庭教師)先の女子生徒と微妙な雰囲気でしたし、剛士もバイト先の女上司と仲睦まじかったですし、美穂はキャバクラのバイトを順調に親に内緒にしていますし、紀香は留学を止めたがっていますし(桜井家はその様子に全く気付いていない)……。 先週のたった一週間で問題を起こす桜井家の18歳の五つ子、加えて今週加入した新五つ子はのっけから家出して快調に飛ばしてくれましたし、こうなると桜井ママの過労死を本気で心配します。 前回、おねしょをした五つ子の1人、智(さとし)君。落ち込んでいる所に剛士が語りかけます。 剛士「気にすんなって!俺なんか小学3年生の時までおねしょしてたんだから、な!」 剛士の小3時代はおねしょというより、女の子にもてもてだったと記憶していますが……。ともあれ、その言葉に励まされた智君。確かに、ミスター・サタンだって小6でおねしょしてますし、ターちゃんは大人でおもらししてますし、大丈夫ですよ。 そして新五つ子たちにおばちゃん呼ばわりされる美穂18歳、咎めようとしますが、新五つ子の名前の区別がつかず全く相手にされません。 桜井パパ「名前を間違えたらダメだろ〜。なぁ、智君」 翔「僕智じゃないよ!!」 視聴者ですらまだおねしょの智君以外は区別がついてないのですから、紀香の異変にすら感づけない桜井家に名前を覚えられる筈がありません。 そして、桜井ママの妹さーちゃんが新五つ子のランドセルを持ってきて登場です。さーちゃんは過去シリーズから反面教師と認識されていますが、第1話で根拠のない自信で新五つ子を引き受けて、第3話で新五つ子をあっさりと姉に押し付けて、第5話で夫をして「信用できない」と言わしめ、たった1週間で新規ユーザーにまでその強烈なダメ人間ぶりをアピールしました。そして今日も、新五つ子のランドセルを遅刻寸前に持ってきて絶好調です。 さーちゃんの愛称で呼ばれていますけど、これは親しみを込めたあだ名ではなく、舐められていると考えられます。 その頃、バイトに励む剛士。 剛士「うちに五つ子がいるんですよ」 先輩「五つ子はお前達だろ〜」 再び桜井家、おばあちゃんの話題になります。 さーちゃん「母さん(=五つ子のおばあちゃん)はねー、拓也が早くお医者さんにならないかな〜、てずっと言ってるのよ」 この楠のおばあちゃんは、拓也の医者を多分誰よりも望んでいる人であり、前作第27話では拓也が医者を止めると言ったときに元気付けて、前々作第3話ではその思い余って、「拓也が痴漢した」という振り込め詐欺の被害を受けた人です。 詐欺は年々手口が巧妙化していますし、おばあちゃんが「拓也もずっと受験勉強続けてきたんだものね。おまけに他の兄弟(特に剛士)は問題を次々起こすし、ストレスが溜まっていたのかしら」という妄想をしたとしても致し方ないでしょう。 そして、話題はもう1人のおばあちゃんの方へ。第3話冒頭で無駄に骨を割った鎌倉のおばあちゃんの話題です。その骨折疑惑騒動を今日初めて知ったさーちゃん、そんな時に新五つ子の世話を押し付けた事を謝罪します。謝罪はするけど、自分で受け持つと絶対言わない所が素敵です。 鎌倉のおばあちゃんの話が出ましたけど、第9話の予告でも登場が仄めかされていますし、今後も登場するのでしょうか。骨割り損にならなくてよかったですね。 最後に、おねしょでアイデンティティを得た智君が何やら痣をつくって次回へ続きます。今の所、新五つ子=智君とその他4人、の地位が確立しています。 |
08年7月23日 智君の株が急上昇! 7話 |
桜井家は主人公の桜井桃子ママ、桜井パパ、桜井家五つ子(拓也、美穂、真悟、紀香、剛士)の7人家族ですが、先週から桜井ママは、コナン君宜しく「見た目は大人、頭脳は子ども」の出来の悪い妹さーちゃんに押し付けられた新たな五つ子を、家で預かる事にしました。 作中では10日間預かると言っていますので、おそらく第6話〜第16話前後の期間で新五つ子は活躍するのでしょう。 そして新五つ子の智君は、前々回、おねしょをしていち早くアイデンティティ獲得に成功し、前回、ラストで学校内暴力疑惑が浮上し、今回、その事実関係を究明する話であり、智君1人プレイが継続中です。 そんな今日の第7話「やさしい嘘」です。 智君が学校からいなくなったと騒ぐ他4人の新五つ子。 「僕が話す!!」 「私が言うの!!」 「わーわー」 そんな所で争っている場合でもないでしょう。ともあれ、聞く所、智君は友達の小泉君を殴ったそうです。おばあちゃんも桜井家を訪れて来て、その事を知ります。 遅れて智君も帰って来ましたが、だんまりを決め込んで事情を説明してくれません。桜井ママは智君を連れ立って学校へ行く事に。 学校で待ち構えていた小泉君と小泉ママと先生。この小泉ママ、事情を知ろうともせず一方的に智君6歳に謝罪を求めるあたりがいい感じです。 桜井ママと小泉ママと先生の3人がかりで智君に詰め寄りますが、智君は沈黙を続けます。 特に小泉ママ、「黙っていれば許してもらえると思って!!」と6歳の子どもに全く容赦ありません。 智君の方から手を出した事は本人も認めていますので、桜井ママは一旦、智君に謝らせこの場を治めます。ところが帰り道、智君は「なんで僕が謝らなくちゃいけないんだ!!」と怒ってしまいました。 その頃、待機組の真悟、紀香、おばあちゃん。真悟は居ても経ってもいられなくなり「俺も学校行ってくる」と言い出す始末。真悟が来た所で、間違いなくこの大人気ない小泉ママにキレかかって、ややこしくなるだけだと思います。 紀香に速攻でダメ出しされますが、おばあちゃんまで「私も行くわ」と。この2人より紀香が行った方がまだマシです。 桜井ママと智君が帰宅し、暫くすると小泉君と、小泉ママではなく先生が桜井家を訪問します。そして、小泉君の口から真相が語り出されます。 小泉君「ほんとは僕が悪いんだ。僕が、まさみちゃんのことを「のろまブス」て言ったから、智君が怒ったんだ。ごめんなさい……」 のろまはいいとして、どう見てもブスとは思えませんが、智君はまさみちゃんの事を庇っていたのです。智君の株も赤丸急上昇、前々回のおねしょはこれでチャラですね。 智君「なんでまさみの前でそんな事言うんだよ」 続けて「バカバカバカバカバカ」とまたしても棒読み。第5話でもそうでしたが、どうしていつも感動的な場面で棒読みするのでしょうか。泣けません。それからairiとしてはこの後、モンスターペアレントを地で行く小泉ママが大慌てで登場し智君に土下座するシーンを期待していたのですが、予想通り現れませんでした。 一段落し、桜井ママが言います。「母さんがいてくれてほんとによかったわぁ〜」 それは本心で言っているのでしょうか。今日のおばあちゃんは、冒頭で遅れて登場し「智君がいなくなったってどういうこと!?」と馬脚を示し、中盤では自分も学校へ行くと野次馬根性を見せただけですけど。 そして桜井ママは、桜井パパの帰宅後にも語り出します。「剛士も似たような事があったわよねぇ、紀香を庇って(以下略」 剛士の心優しさは小さい頃から健在でしたが、その他の面で大きく成長しましたよね。浪人中で予備校通いしている筈なのに、予備校で勉強する姿も家で宿題する姿も一切テレビ画面上には出さない真悟とは大違いです。 締めは紀香が、パンフレットまで持ち出し物言いたげな様子を桜井両親に見せるという、もう形(なり)振り構わないアピール。 視聴者はみんな分かっていた紀香の変調に、ここへ来て桜井ママはやっと認識しましたが、桜井パパは「紀香の留学は小学生からの夢だったもんなぁ〜(以下略」とまだズレた事を言っています。鬼ですか。 次回へ続きます。 |
08年7月24日 留学を止める紀香 8話 |
「大好き!五つ子2008」の桜井家五つ子は、第1話で、大学生になった五つ子のそれぞれの様子が軽く描かれていただけで、それ以降たいして目立っていませんでした。その原因の一旦に新五つ子の存在があります。 新五つ子とは、桜井家で預かる事になった小1の五人組であり、多分第15話まで活躍する子たちです。別に桜井家が10人兄弟になったとかではありません。 第2話、4〜5話と、3話も使って桜井家への移籍の経緯が描かれ、 第5〜7話と、また3部作で新五つ子の1人の智君がキャラ作りをしました。 そういう訳で、VIP待遇の新キャラにすっかり出番を奪われた古参の桜井家五つ子ですが、今日からやっと桜井家五つ子の各人にスポットライトが当たります。 まずは第8話「甘ったれ!」、紀香中心のエピソードでした。 前回の引きで、留学を止めたいと言い出した紀香。それを心配して家族総出で、第1話から散々伏線を張っていた紀香を今さら励まします。パパも「もう少し良く考えてみたらどうだ?」と迷言。視聴者から見ても、初回から前回第7話まで7日間、最低でも7日間、紀香は悩んでいましたし。 特に美穂は夢を諦めかけている紀香にご立腹です。美穂は小学生の時、他の4人の子たちはずっと変わらぬ夢を抱きつづけているのに、自分だけ毎年夢をころころ変えている、と悩んでいた事があります。その為、小学生の頃からの夢だった留学を止める紀香が許せないのでしょうか。 以下シリアスな場面が延々と続いて、書く事があまりなかったので、箇条書きでお届けします。 ・ママは「なんで気付かなかったのかしら」と反省。第5話でも新五つ子の変調に気付けず家出されていましたが、全く進歩がありません。 ・ママの母にあたるおばあちゃんは「紀香が留学を止めてよかったわぁ」と残酷な発言。 ・ママの妹さーちゃんは、ニューヨークに10年滞在した自信からか「私が話してみようかしら」と言いますが、美穂とおばあちゃんに「頼りない」と一蹴される。 ・パパが「もう一度だけ紀香と話をさせてくれないか?大事な事を紀香に伝えたい」と言い、次回へ続く。 |
08年7月24日 五つ子の家族愛について |
「大好き!五つ子」シリーズの見所の1つは家族愛です。 親と子が生の感情をぶつけ合い、互いに傷つき、そして分かり合う。それが繰り返される。 その都度、親は子の成長と深まる絆を喜び、一方で親離れする子に寂しさを覚えます。 「大好き!五つ子」は五つ子、5人も子どもがいて、しかも皆同い年です。 ママとパパは、思春期の少年少女の問題を5人分抱え、子のことで5人分悩み、その後の悲哀も感動も5人分です。 そして、親にいえなくても兄弟(姉妹)になら打ち明けられる悩みもあるでしょう。 絆は何も親子間だけではなく、兄弟姉妹同士の絆もこのシリーズで取り上げられます。一人っ子では成立し得ない愛です。 また、父親や少年にありがちな「男同士の約束」という絆もあります。 前々作第14話では拓也が知り合いに「予備校にも通わせてもらえないなんて、貧乏な親をもつと苦労するな〜」と自分の親を悪く言われて、あの温厚な拓也が手を上げてしまいます。 拓也は、真悟、剛士の男兄弟にだけあらましを語りました。親父やお袋に言える訳ない、3人の秘密にしようと固く誓いました。 これはこの3人なりの愛の形なのですが、理由も分からず息子が暴力事件を起こす方が親にとっては悲しいものでしょう。その時は、偶然聞いてしまった紀香が3人を説得し、事なきを得ます。 さて、今日の第8話では、紀香の留学を題材に家族愛が強調されています。 前回、紀香は留学を止めると言って聞かず、家族の説得にも応じません。 そしてパパが「紀香に伝えたい事がある」と言ったのが前回のラストです。パパは紀香に、「思い出した事があってな」と語り始めます。 パパ「剛士もな、小学生の時、友達に「紀香は5つ子の中で1番ブス」って言われて、その友達を殴った事があるんだ。」 パパ「剛士に「男同士の約束だから!絶対に他の人には言わないから!」て頼んで、やっと剛士が話してくれたんだ」 時にはいがみ合うけれども、これが家族なのです。中傷されると、感情を抑えきれずに手を出してしまう程に、深い繋がりがあるのです。 パパもママも剛士も、真悟も美穂も拓也も、みんな紀香の味方なのです。それだけは分かって欲しいのです。 紀香は、夢の留学を叶えて周りの期待にこたえないといけない、と気負いを感じていました。しかし家族の誠意が伝わり、肩の荷が降りました。 心の余裕ができた紀香は、改めて留学を決意します。パパがいれば、家族がいれば、どんな困難にも立ち向かっていける。 紀香はまた1つ、家族愛を認識しつつ、成長しました。 |
08年7月25日 紀香と家族愛 9話 |
第9話「夢を信じて」は第8話の続編で、家族が紀香を励ましつつ家族の絆を再認識する話でした。 紀香は前回、ついに家族に「留学を止める」と心境を打ち明けました。 第8話全編通しても紀香を説得する事ができなかった桜井家ですが、パパが「紀香に伝えたい事があるんだけど、いいかな?」、とママに許可を取り、恐妻家ぶりを見せつけた所で終了しました。 そして第9話です。パパが紀香に話し掛けます。 本気の説得に乗り出すパパの様子、別記事にしました。 紀香は留学の意志をより強固にしました。 またきっと問題が起こるかもしれませんが、これで一応は解決しました。 気が緩んだのか、ママは「毎年夏休みになるといっつも問題が起こるわねぇ」ときわどい発言をします。 確かに桜井家の五つ子は9年前から毎年必ず、しかも決まって夏休みに問題を起こすのですが、自分で言うのはどうかと思います。 手が空いたママは再びおばあちゃんのお見舞いに行きます。ここでいうおばあちゃんとは、桜井家の父方の母親の事です。 鎌倉の airiとしては、このまま最終回まで忘れ去られてしまい、今期視聴者に「鎌倉の負傷児」の妙名を残すのかと思っていましたが、申し訳程度に出番を与えられていました。 我の強さを見せつけただけでしたけど。 次は拓也とおばあちゃんが草野球を見物する場面です。此方のおばあちゃんは桜井家の母方の母親です。 おばあちゃん「拓也がどんなお医者さんになるのかな〜、って寝る前に想像するのがおばあちゃんの1番の楽しみなの」 どうやらおばあちゃんの1番の楽しみは、さーちゃん夫婦の子の世話よりも、桜井家へ遊びに行く事よりも、パラノイア的思考のようです。 その頃、桜井家では新五つ子が帰宅、通知簿をもらったといい和気藹々。 現実では、中高生の夏休みは先週の筈ですけど、桜井家の時空は1週間分歪んでいるのでしょうか。 新五つ子の1人、翔君が「(母親の)お見舞いには行かない」と言い出し、キャラクターを授与しかけた所で次回へ続きます。 この新五つ子は、第5話の時点で10日間預かることになっていますが、 新五つ子の1人、智君のキャラ付けに3話もかけた上、紀香の留学を2話も挟んでいますし、果たして新五つ子は本当に全員活躍するのでしょうか。 他称のろまブスのまさみちゃんの活躍は見込めそうですが、ちょっと心配です。 |
08年7月28日 五つ子あれこれ | ||||
airiは学生さんですので、就活ナビに登録していたのですが、毎日大量の
さて、「大好き!五つ子2008」の主題歌・タイトルバックについて、公式ページの現場レポートに以下の記述があります。
曲から猫の鳴き声が聞こえたら、声優さんが吹き替えしてると思う方が普通とは思いますが、ちょっと強引な決め付けから入るのが現場レポート流です。 あと、「主題歌を歌っている」とありますが、当然ながら終始ミャーミャーと喧しい訳ではありません。こういう誇大広告も現場レポートの流儀なんでしょうか。
MUSASHI'S(ムサシーズ)はネコ5匹のグループとありますが、 ネコ耳メイド服で「いらっしゃいませニャン」とか言う女性グループではなくて、正真正銘のネコ5匹です。 大手芸能事務所、スターダストプロモーションとカツオ1匹で契約し、芸能界デビューしたそうです。 MUSASHI'S(ムサシーズ )が話題になったきっかけは昨年末、飼い主が遊びのつもりでYouTubeに流したMUSASHI'S(ムサシーズ )が歌う「ジングルベル 」の映像です。誰もが知る曲をニャー、ニャー歌う姿は日本はもちろん、韓国、インド、ドイツなど世界の猫好きたちに大きな話題を呼びました。 「5匹がひとつになって」とありますが、ネコ5匹が心を1つにする事の判断基準はどうしているんでしょうか。「台本通り歌えたから心がひとつになっている」と言うのでしたら、それは偶然の一致と見てもいいと思います。 また、現場レポートは、今シリーズ登場中の新五つ子の小学生5人組についても述べています。
決め手が芝居という割りには、過去2回、棒読みしてairiを脱力させた前科持ちですが、6歳ですからこんなもんですよね。
是非、本編でやってほしいです。ついでに3の倍数の話数で、桜井家五つ子と共同で。 |
08年7月29日 新五つ子2人目の刺客、翔君 10話 |
TBS愛の劇場シリーズの1つ「大好き!五つ子」。 約10年前から毎年夏休み、全30話又は35話放送されていまして、劇中の登場人物にまで言われるほど、夏休みの定番シリーズとなりました。今年はオリンピックの都合で全34話の放送です。 五つ子の世界では先週、終業式でした。 終業式といえば、退屈な校長先生の話と宿題と通信簿です。airiの小学生の時の通信簿は「よくできました」「もうすこしです」「がんばりましょう」の3段階評価でしたが、勿論「がんばりましょう」をつけられる生徒は絶無でした。 また、通信簿には先生のコメントがありましたが、airiは毎年「忘れ物が多い」とコメントされるリアルどじっ子でした。五つ子の剛士君も、小3からずっと「もっと自分の意見を言えるようになりましよう」と書かれていまして、このあたりダメ共鳴(シンパシー)を感じます。 さて、終業式を迎えた第10話「謎の通信簿」です。新五つ子の1人翔君は、(入院中の母親の)お見舞いに行かないと駄々こねました。まさか通知簿に「先週から一人目立ちっぱなしの智君に負けないようにキャラ作りに邁進して下さい」と書かれた訳でもないでしょう。 しかし、翔君は理由を言ってくれません。 翔君の通信簿を見ても、殆ど「大変よくできました」で埋め尽くされていて、「よくできました」が3つあるのみ。好成績です。 そして、思い余った翔君は出てってしまいます。それを追いかける桜井ママ。 この間、新五つ子の1人潤君が「翔の事なんかどうでもいいよー、それよりごはん!」と2度も酷いアピールをしていましたが、智君と翔君に出番を取られまいと必死なんでしょうか。 翔君を追いかけて飛び出した桜井ママはおばあちゃんに遭遇します。 「今年の夏は暑いわねぇ、こんなんでオリンピック大丈夫かしら」と心配しつつ登場。大丈夫どころか、今年の北京オリンピックのせいで1話分削られて全34話になってしまったというのに、人がいいにも程があります。そんなんだから、前々作で振り込め詐欺にあうんですよ。 おばあちゃんは帰宅して、桜井ママの妹であり、典型的なダメ大人であり、新五つ子の世話を桜井家に押し付けたさーちゃんに、翔君の事を話します。 桜井家に行こうとするさーちゃんに対し、おばあちゃんは「桃子(ママ)たちだけで解決した方がいい」と止めますが、理由になってません。内心さーちゃんだと足手まといにしかならないと思って止めたんだけど、本人に言うには忍びないから、適当な事を言ってはぐらかした、ということでしょうか。 さーちゃんは「ただでさえ、姉さん(ママ)たちに迷惑かけてるのにそんな無責任な事(以下略)」と、無責任に新五つ子を押し付けた自分を棚に上げての迷言。流石です。 翔君を見つけられず、1度家に戻った桜井ママは、翔君がお見舞いに行きたくない理由がついに分かって、再び探しにいきます。 翔君の学校の通信簿は、皆勤賞を取るとはなまるを書かれるのですが、翔君だけそのはなまるがなく、それを母親が悲しむと思っていたのです。 病院にいた翔君。桜井ママと、桜井パパと他新五つ子4人も遅れて駆けつけます。 他4人は、翔君の通信簿に無理矢理はなまるを書いて、それを手渡します。そんな事したら新学期に先生に怒られ……、失礼、野暮でしたね。 その頃、剛士は女上司といちゃついていました。これが今日の落ちですか。 |
08年7月30日 新五つ子は3人で打ち止め!? 11話 | ||||||||||||||
夏休みの定番と言えば、花火より夏祭りより海水浴より「大好き!五つ子」です。 今年の放送開始日7月14日から早2週間が経過しました。 このシリーズは、お疲れ様なママと、尻にしかれパパと、ずれた五つ子が繰り広げる桜井家の家族愛と笑いの物語、略してラブコメです。 各キャラクター紹介。
上記の桜井家7人に加え、今期より新たに小学1年生の五つ子を多分15話まで預かる事になりました。 当ブログではこの五つ子を新五つ子と呼んでおります。 先週までの問題が一段落して、第11話「神様お願い!」です。 新五つ子はトマトが嫌いですが、ママは料理を工夫して食べさせる事に成功します。 と思いきや、新五つ子の1人潤君が、トマトを食べる振りしてポッケに突っ込み、トイレにボッシュート。6歳児のやる事とはとても思えません。 次に、キャバクラ用のドレスを新五つ子の1人に引き裂かれた美穂。 ドレスの存在が家族にバレたので、今日のメインを張ると思われましたが、「パーティ用のドレスなの!」とよく分からない言い訳をします。 視聴者の心の声に呼応するように、家族から「何のパーティだよ?」と突っ込みが入ります。さらに美穂が「その内あるかもしれないでしょ!」と続けると、みんな納得しちゃいました。 この家族は、「その内吸うかもしれないでしょ」とタバコを所持しても、「その内返すかもしれないでしょ」と小遣いをせびっても、同じ様に納得するんでしょうか。 場面は変わって、神社の前。そこに佇む新五つ子。 そして神様にお願いをします。「嫌いなトマトを食べましたので、お母さんが早く退院できますように」 嫌いなトマトを食べたのは、別に桜井ママの料理が一入だったからじゃなかったんですね。ちなみに今日の冒頭では、5人が「ファイトー、オー」とするシーンがありましたが、この事だったのでしょう。 次は、おばあちゃん(桜井ママの母親)とママの会話です。 おばあちゃん「なんだか嬉しそうね〜、桃子」 ママ「そう見える?大した事じゃないんだけど、あの子たち(新五つ子)がトマト食べてくれたのよー」 おばあちゃん「桃子の想いが通じたのかしらね〜」 新五つ子の「トマト食べた」は神様との約束であって、ママの想いなんてものは欠片も通じていません。潤君に至ってはトマト捨ててますし。 新五つ子的には、存在も曖昧な神様 > こえられない壁 > まがりなりに1週間共同生活した桜井家、のようです、純粋ですね。 最後に、今日の最大の山場があります。 「世界のダメあつ」こと、さーちゃんの登場です。この人は、ママの妹であり、人知を超えた劣等生であり、その挙動は神 さーちゃんは新五つ子の母親が明日退院するというニュースを持ってきました。新五つ子は大喜びの大はしゃぎ。ところが、さーちゃんの夫が現れて、このニュースがさーちゃんの勘違いと判明します。新五つ子は、上げてしまったテンションの分だけトーンダウン。6歳の子どもにこの残酷な仕打ち、並みの精神力では実行に移せませんが、最も神に近いさーちゃんならではの所業です。 それを皮切りに潤君がトマトのボッシュートを告白、新五つ子内も険悪な雰囲気になってしまいました。次回へ続きます。 |
08年7月31日 五つ子の新テーマは食 12話 | |
第12話「秘密の約束」です。 前回、桜井ママの妹さーちゃんが、6歳の無垢な子どもを無慈悲に騙しました。 具体的には、「(入院中である、この6歳児たちの)母親が明日退院する」と嘯いたのです。 そして、6歳児の新五つ子の1人潤君は、「お母さんが明日退院できないのは自分のせいだ」といってふさぎ込んでしまいます。 一応前回の説明を入れますと、新五つ子は「嫌いなトマトを食べるからお母さんを退院させて下さい」と5人で神社にお参りしていました。ところが、新五つ子の1人潤君だけはトマトを食べませんでした。その事を悔やんでいるのです。そしてこの事は、新五つ子の5人と視聴者だけの秘密です。 さしものさーちゃんも「わたしのせいだ……」と反省しています。 紀香のコメント「………」。このドジ神の恵を一身に浴びた神の子さーちゃんに、流石の紀香もフォローしきれないようです。 その潤君を励ます為、真悟が話をつけると言い出しますが、潤君の煮え切らない態度に、予想通りというか、真悟の方がキレてしまいました。 潤君が引きこもる理由を把握していない桜井家ですが、新五つ子の1人が事情を説明してくれました。合点がいった桜井ママは、「ハンバーグ食べない?」と食べ物で釣る作戦を敢行します。6歳の小1とはいえ、ちょっと低く見すぎではないでしょうか。新五つ子のおつむはさーちゃんよりはマシだと思いますよ。案の定、怒られてますし。 すぐ食べ物に頼るのはママの悪い癖です。 その頃、前回家族に見つかったキャバクラ用のドレスを、「その内参加するかもしれないパーティ用に買ったドレス」と俺日本語で言い訳した美穂は、そのキャバクラのバイト中です。その出来事をネタに友達と盛り上がっていました。 そして、さーちゃんが夕食を食べている場面になります。 まだ自分の失態を反省している模様です。とっくに忘れていると思ってましたけど。 その日の食卓で夫と母親に詰られますが、それを見かねた娘はフォローします。やはり、親がダメダメですと、子はしっかりするんですね。 一方、まだご機嫌斜めの潤君は、「母親が退院するまでご飯食べない」と宣言して、次回へ続きます。って、食べ物の話ばかりですね。 好き嫌いのある新五つ子に、食べ物を粗末にする潤君に、何でもかんでも食べ物で解決しようとするママ。 そうそう、好き嫌いを直す方法を探している間に、好き嫌いを直す事と全く関係がない好き嫌い食べ物占いというのを見つけましたので、占ってみました。
学生中のわたし、浪人生になってしまいました。 |
08年8月4日 決別は出立と再誕の証 14話 |
「大好き!五つ子」は、今期シリーズの「大好き!五つ子2008」にて、どういう類のてこ入れなのか、第1話から新キャラクターを5人も登場させています。6歳小1の五つ子です。 桜井家の五つ子と区別する為に、当ブログではこの五つ子を新五つ子と呼称しています。 この脇役と思われた新五つ子は、10年前のシリーズからレギュラー出演している桜井家よりも出番が多く、「大好き!五つ子」がなんだか新番組のように見える程です(誇張あり)。 その新五つ子の活躍は以下となります。 ・翔 出来杉君とまではいかなくとも、しずかちゃんレベルの成績をとる優秀な子。 しかし、皆勤賞がないと不貞腐れる。成績など飾りなのである。 ・まお 出番なし ・潤 嫌いなものが食卓に並ぶと、小1らしく駄々をこねて食べないのではなく、食べたと見せてトイレに水洗してしまう将来恐ろしい子。 ・まさみ 出番なし ・智 おねしょをしたり、友達を殴ったりと、新五つ子の中でも頭1つ抜けて目立っている。 出番が多いとは、中の人(役者さん)が優秀ということでしょうか。 ですが、それも今日でおしまい。新五つ子のお役御免の日です。 第14話「ありがとう」です。 本編自体はあまり見所がなかったので、圧縮させていただきます。 新五つ子は、お世話になった桜井家へのプレゼントとして似顔絵を描きます。それに当り、桜井家ママの妹の家に勝手に上がりこんで、引きこもります。 新五つ子は似顔絵のプレゼント、桜井家も花火をプレゼントします。拓也だけはUFOキャッチャーのぬいぐるみでした。 桜井家ママとパパは、実の子以外の子どもでもきちんと向き合う大切さを教わりました、終わり。 余所の子と向き合う事ができた桜井家は、今日、自分の子と向き合えていませんでしたけど。その様子、特にパパの狂乱ぶりをまた今日中にupします。 |
08年8月1日 反面教師が目に付く五つ子の世界観 15話 |
第13、14話の感想を後日載せます。 「大好き!五つ子2008」というドラマは、元からいる桜井家五つ子に加え、第1話で新たに登場した6歳児五つ子が繰り広げるラブコメです。 ※家族愛と笑いがふんだんに盛り込まれたホームドラマなので、ラブコメなのです。 初回から昨日第14話の中で、新五つ子の登場経緯から新五つ子のキャラクター紹介までを、旧五つ子こと桜井家五つ子の出番を申し訳程度に与えつつ、放送してきました。 どうせなら15話までやればよかったのにと思いますけど、今日の15話「迷える19歳」は、新五つ子が降板したことでちょっと静かになった桜井家に焦点があたります。 拓也の成績表が大学から送られてきますが、その不振ぶりに桜井ママ狼狽。 大学の成績は、4段階評価(優、良、可、不可)であり、不可をとるとその科目が不合格の扱いを受けます。拓也の成績は、可と不可が7:3程度でした。 ちなみに、おばあちゃんはママの狼狽を見て燃え尽き症候群とかいってました。 拓也は、医者として寸暇もなく働く先輩を見て、命を削って命を救う姿に疑問を抱いていまして、成績を落としていたのです。 ですが拓也は、悩む自分をおくびにも出しません。それはもう素晴らしいポーカーフェイスでして、視聴者以外は絶対に気付けません。度重ねアピールを繰り返し、悩める所を見せ続けていた紀香も見習ってほしいものです。 迷える19歳を尻目に、浪人生の分際で全く勉強していない真悟は、公園の少年にサッカー教えていますが、それを見つめる怪しいおっさんの影。ちょっと危ない光景です。そのおっさん、真悟に近寄ってきて………、場面は桜井家になります。 真悟が、なにやらぶつぶつ言いながら帰宅します。そのわざとらしい様子に、ママが尋ねますと、 真悟「少年サッカーのコーチ頼まれちゃってさぁ………」 先程のおっさんは変出者ではなく、少年の所属するサッカーチームの監督でした。ごめんさない。 一方美穂、今日も今日とでキャバクラのバイト中です。 「スザンヌで〜す」と言ってましたけど、図々しいです。美穂(役の笹岡莉紗さん)とスザンヌでは、Google検索結果だけでも73700件と2940000件の違いがありますし(以下略)。 スザンヌと似ても似つかない美穂ですが、親戚と鉢合わせてしまいます。 桜井パパの弟であり、第3話で骨を割って以来放置プレイ継続中の鎌倉のおばあちゃんと一緒に暮らす周平おじさんです。 パパ弟は「同僚に誘われて仕方なく」と、中学生にも分かるような言い訳をしていますが、このクラブからパパ弟の家までは電車で1時間ちょっとです。随分人付き合いがいいですね。お疲れ様です。 ※クラブ:東京都港区六本木三丁目付近 鎌倉おばあちゃんの入院先:神奈川県横須賀市野比五丁目付近 参考資料:e−まちタウン ドラマ・映画ロケ地ガイド−大好き!五つ子2008 自分の母親が入院して、しかもオファーもあんまり来ないというのに、このパパ弟は毎晩キャバクラ遊びをしていたのでしょうか。美穂には「バレたら恵さん(妻)がなんていうかしらね」と逆に脅されていますし。ママ妹のさーちゃんに次ぐダメ人間ですね。敬意を表して、パパ弟の名の周平をもじってしゅーちゃんとお呼びします。 翌日、しゅーちゃんが仕事へ向かう場面になります。虫の居所が悪いのか分かりませんが、妻にやつ当たり気味でした。 そういえば先程、勉強中のママを気遣うパパの様子があてつけのように流されていましたが、兄弟で出来が違いすぎですよ。 実は虫の居所の問題ではなく、美穂のキャバクラのバイトを内緒にしていていたたまれなくなっていたしゅーちゃんは、ママパパにバラします。次回へ続きます。 |
08年8月5日 キャバクラがバレちゃった!? 16話 |
桜井家五つ子の1人、美穂はキャバクラでアルバイトをしています。親に内緒でやる、と第1話でいっていましたが、フラグ立ちまくりです。 前回、美穂のパパの弟とキャバクラで鉢合わせし、今日、やっぱりばれてしまいます。パパ弟がばらしたのです。 何故か公式ページからタイトルが消えてしまった第16話の主役は美穂です。 パパ弟が桜井家を訪れ、ママパパに暴露している場面です。 パパは、わざわざ仕事を休んでまでこの事を伝えに、鎌倉から桜井家へはるばる(電車で約1時間の距離)来た、パパ弟を叱り付けます。 落ち着いてくださいパパ、弟君は誘われて仕方なくキャバクラへ行ったのですし、妻に漏れたら大変ですし、弟君は子ども(美穂)に言い包められるようなダメ大人なのですから、内緒にするのも仕方ないですよ、ねぇ、弟君? その時、真悟が帰宅、話を掻い摘んで立ち聞きします。これが後にもう1つの爆弾の起爆剤になります。 って、真悟が手ぶらなのですが、何処に行ってたんですか。予備校に行ったとばかり思っていましたけど。それとも、真悟の予備校は置き勉できるんですか。 真悟が来た所でパパの苛立ちが治まる筈もなく、ママにもやつ当たりします。毎シリーズ、使えない所を強調されてしまうパパです。 そして、露知らずの美穂と美穂の友達。 パパ弟をやり込めて調子に乗っている模様の美穂は、パパ弟からの漏洩は100%有り得ない、とズレた読み。 さらに、いっそばれた方がいいと強気な発言もします。 美穂が空想上の頭悪い女を全力で突っ走り、パパが未だママにやつあたり気味である頃、鎌倉ではおばあちゃん(桜井家パパと、パパ弟の母親)が退院しました。 退院し、自宅に戻ったおばあちゃんの我がままを割りと素直に聞き入れるパパ弟。 入院初期の頃、「金が掛かる」と金の話ばかりしていた姿が嘘のような、大人の対応です。 ママは美穂を迎えに行く事になり、美穂が帰宅し、ママ、パパ、美穂の話し合いが始まります。 「キャバクラの何が悪いの!」と叫ぶ美穂、 「危ないからだ!」と返すパパ、 「お酒のある所で働くと危険なのよ」と補足してくれるママ、 「もう大人なんだから自分で判断する!」と返す美穂、 「屁理屈言うな!」とちょっと苦しいパパ、 「屁理屈じゃない!」と最もな意見の美穂、 と、一連の言い争いがご近所さんに迷惑をかけそうなボリュームで展開されています。ここで真悟が乱入します。 真悟「親父とお袋が心配してるのわかんねえのかよ!!」 美穂「それが余計なお世話だって言ってるのよ!」 あっさり言い負かされた真悟は、「じゃあ勝手にしろ」と自分も勝手にキレて、部屋に戻ってしまいました。何しに来たんですか。 そして、美穂に「教師が職業差別していいの!?」「キャバクラで生活費を稼いでる教え子がいてもパパは止めさせようとするの!」と畳み掛けられて、ぐうの音も出ないパパ。兄弟揃って美穂に言われ放題です。 ※パパは中学校教師です。 パパは「とにかくパパは許さん!絶対に許さん!」と屁理屈にすらなってないメチャクチャな意見で強引に締めて、話し合いは一旦終了しました。 他の桜井家五つ子も続々と帰宅し、真悟は皆にキャバクラの事を触れ回ります。桜井家にはプライバシーなどありません。五つ子シリーズ10年の伝統です。 それにしても真悟、先程の「親に心配かけんな発言」といい、口が軽い所といい、なんか駄菓子屋のおばちゃんみたいです。 その後、パパ弟の妻から電話が掛かってくるという、分かりやすい展開。 視聴者の期待を受託した真悟は、見事にパパ弟のキャバクラ通いを暴露してくれました。 桜井家の血統に2つ目の爆弾が投下されて、次回へ続きます。 美穂よりも真悟の方が出番多いように見えますけど、airiに語らせると真悟が通常の3倍になるだけですので、真悟ファンの方はそれを心得て下さい。 |
08年8月6日 キャバクラを辞めました 17話 |
第17話は美穂がキャバクラを辞めるお話でした。 ただ如何せん、全編シリアスで書くことが少なくて、手短になります。 美穂は、パパの反対に耳を傾けずキャバクラ通いを続けます。なんか、キャバクラ通いっていいますと、違う意味に聞こえますね。 パパは、美穂の店の前に突っ立っています。 実娘でなければストーカーと大差ないですが、これは美穂を信じようとしての行動なのであり、美穂を連れ戻しに来たのではありません。後にママの口から語られます。 剛士も剛士で、美穂に「仕事ってのはお金のためだけにやるもんじゃないだろ」「安くても、俺は左官の仕事楽しいぜ」のようなことを言います。(美穂は時給3000円、剛士は1000円です。) 「このままでいいのかよ!?」と現状を嘆くだけの人とは違いますね。勿論、真悟の事ですよ。 ママも、美穂に「理屈では(キャバクラが)いけない事ではないと思っていてもね、自分の子の事だと心配しちゃうのよ」と心境を打ち明けます。「パパも美穂を信じようとして、美穂の働く様子を見ているのよ」とパパのフォローも欠かしません。流石ママです。 そして美穂は、「キャバクラを辞めてきた」とパパママに伝えます。 直接的に理由は明かされませんでしたが、美穂の「心配かけてごめんなさい」「信じてくれてありがとう」から想像するに、理屈を超越した親の心を尊重して親の為に辞めた、ということが第1要因でしょう。 剛士に言われて、好きでもない仕事をする自分に嫌気がさした、等が第2、第3の要因と続くのでしょう。 とここまでが今日の話ですが、見所は本編と全く違う所にありました。 タネも仕掛けも丸見えのおばあちゃん(ママの母親)の手品に、知り合いの外国人マイケルの落語です。まんじゅうこわいをしていました。 いっそロバートさんに挑戦すればいいと思いました。 それからマイケル、英語で落語されてもairiには全然理解できませんので、止めてください。 ※「ロバート ボールドウィン」で検索すると、関連検索「ロバート ボールドウィン やらせ」と出てきました。気持ちは分かりますけど………。 |
08年8月8日 舞台はいよいよ鎌倉 18話 |
「大好き!五つ子」には、主人公的存在の桜井家と、桜井家パパの母親と弟の世帯、桜井家本家(勝手に鎌倉家と呼称)と、桜井家ママの母親と妹の世帯、楠家の3つの世帯があります。 このドラマでは毎年、桜井家中心のエピソードと、間を持たせる為の桜井家本家、楠家のエピソードが大部分を占めています。 ですので、まずこの3世帯を把握できれば、あなたも立派な五つ子テイスターです。 その上の五つ子マスターへ昇級したい方はマイケル君を、さらに上の五つ子エンペラーへ昇級したい方はエジソン先生を、最低限押さえる必要があります。 さて、今日のお話は五つ子御三家の1つ、鎌倉家のお話です。 言及しませんでしたが、前回ラストで鎌倉家から電話がかかってきました。 鎌倉家の娘からの電話でして、鎌倉家のおばあちゃんは我がまま尽くし放題で、鎌倉家夫婦は喧嘩が絶えず、家庭崩壊寸前なのだそうです(誇張表現が含まれています)。 第15話で、鎌倉家の夫は己のキャバクラ通いを桜井家にカミングアウトし、第16話で、桜井家の真悟がそれを鎌倉家の妻にチクりましたが、それが引き金の夫婦喧嘩です。 大元は桜井家なのですが、桜井パパは当時、弟の告白に激怒、わざわざ仕事を休んで、電車で1時間程度の桜井家まで来たと強調する弟に、冷たい態度でした。 別に仕事終わってからでも、仕事前の早朝でも良かったのでは?と思いますが、休む口実かもしれないので深く追求してはいけません。 その時の態度も合わせて、桜井パパは「周平(鎌倉家の夫)もよく(キャバクラのことを)話してくれたよ」といまさら反省の意を示します。 ギクシャクしたままの鎌倉家夫婦、鎌倉の夫に息子が「キャバクラって何?」と尋ねますが、「子どもは知らなくいいんだよ!」とやつ当たり口調。第15話でもそうでしたけど、この人、機嫌が悪いとやつ当たりする癖があるようです。この鎌倉夫の仕事は警察官なのですが、まさか犯人にやつ当たりしてストレス発散してはいませんよね。 ともあれ、邪険にされた息子は拗ねてしまいました。 そして鎌倉家の妻も、鎌倉家のおばあちゃんの我がままに疲れている様子。夫婦仲良く孤立無援です。 そんな中、冒頭で鎌倉家の娘に電話でお願いされていた桜井家ママが、鎌倉家に到着。鎌倉家の妻に事情を尋ねます。 聞くに、どうやら夫婦喧嘩はキャバクラのみが原因ではなかったようです。 「外で働きたい」と申し出る妻に、夫は頭ごなしに反対していまして、その事が大きいようです。早速、桜井ママは鎌倉家の夫と話し合いをします。 桜井ママ「美穂の事を教えてくれてありがとう」 鎌倉夫「いえ、兄貴たちのお役に立てたのなら光栄です」 まず相手を誉めてから本題へ入るこのやり口、手馴れています。 結局、話し合いはこじれてしまうんですけどね。 この話し合いは次回へ持ち越しですが、この間、剛士が女上司を昼食に誘って体よく断られ、女上司から夕食に誘われてホイホイついていってました。 |
08年8月7日 今年も鎌倉の時分 19話 |
「大好き!五つ子」には、主人公一家の桜井家がいて、その親戚が鎌倉に住んでいます。桜井家の毎年の恒例行事の一つは、毎年何かと理由をつけて鎌倉に行く事です。 今年も、親戚の夫婦喧嘩を止めるという口実を使って、桜井家ママが鎌倉に行きました。現在も親戚の夫婦関係がこじれたまま、第19話です。 今日のお話は、全体像を見るに前回から状況が大して変わりませんでした。強いて挙げますと、前回鎌倉に行ったママに加え、パパと真悟と紀香、そしておばあちゃん(ママの母親)も行く事になった位です。 このおばあちゃんは、騙されやすい性格が玉に傷ですが、前作にて傷心の拓也を元気付けましたし、今作でもオリンピックの心配をする程の心の広さを見せてくれましたし、意外と桜井ママの次くらいに使える人材かもしれません。 紀香は紀香で、第7〜8話で自身のエピソードを消費し以降の見せ場を失ってしまいましたけど、数年前から家の手伝いに熱心ですから、きっと主婦の気苦労には通じるものがあるでしょう。 ですのでairi的には、 比較的優秀な紀香とおばあちゃんが鎌倉へ行き、底辺社員並の実力しかないパパと真悟を、どうにかして家にお留守番させる、 という案がいいと思いました。 さて、鎌倉を出発する前の出来事ですが、まずは、降板したと思われた新五つ子の再来です。といっても、内容は薄かったのでこれ以上はスルーします。 それから剛士です。今期の第1話から順調に女上司との愛を深めていた剛士は、今日お泊りしました。首尾は、飲んだくれた女上司さんを介抱する為に、女上司さんの家に上がっただけですので、誤解しないで下さい。 そして桜井ママの妹さーちゃんです。妹夫婦の食卓では、鎌倉の親戚の事が話題に上り、普通は長男の嫁が祖母の面倒を見るという話になります。 さーちゃん「結婚する時は、相手が長男かどうか確認しなきゃダメよ」 娘「パパは長男なのに、どうしてママはおじいちゃんと一緒に暮らさないの?」 おじいちゃんと一緒に暮らさないのは、過去シリーズでさーちゃんがわがまま言ったからです。 長男を選んだって、さーちゃんのように我を通せば大丈夫ですよ、娘さん。 そうそう、真悟は予備校生なのに鎌倉へ行く訳ですが、「(勉強の)気分転換 だよ」と言い、家族を納得させました。 気分転換が必要とか、勉強しない人の決まり文句ですよね。 真悟はやはりニート願望を持っているのでしょうか。次回へ続きます。 |
08年8月12日 後半戦開始 21話 |
テレビ番組の中には、内容が 例えばスーパー戦隊シリーズでしたら、怪人出現→5レンジャーと怪人の戦い→5レンジャー勝利、ですし、 「名探偵コナン」でしたら、事件発生→コナン君がいつも現場に居合わせる→コナン君が事件解決、というお決まりのパターンがあります。 「なんでコナン君は毎回毎回事件に遭遇するんだ?」とか、「どうして毛利小五郎が眠っている格好で事件の真相を語るのか、誰も気にしないのか?」とか、ワンパターン故の突っ込みもありますが、そこは目暮警部が視聴者を代弁して突っ込む事でフォローしています。 「大好き!五つ子」の毎シリーズのパターンは、桜井家の問題をいくつか解決→鎌倉の問題を全て解決→桜井家へ戻り残りを解決、です。 先週で鎌倉の問題を解決し終わった桜井家は、残りを解決する段階にきました。そんな第21話「ダメな子?」です。公式ページを確認しましたら、またタイトルが復活していました。 新五つ子の1人まさみちゃんが桜井家を訪れます。まさみちゃんは自分たち新五つ子の中で自分だけ自転車に乗れず、「私を五つ子にして下さい」と頼み込んで来たのです。 来たのですが、わざわざ早朝の忙しい時に来なくても……。どうして親は止めなかったのでしょう。 桜井家は、そのまさみちゃんを「何か出来ないからってダメじゃないよ」「じゃあ一緒に練習しよう」と励まします。2つの台詞が矛盾しているような気がしますけど、まさみちゃんは6歳ですから細かい事は気にしません。 その後、拓也は最悪の成績表を見つつ、何か考え込んでいます。 先程の「何か出来ないからってダメじゃないよ」という、6歳児を元気付ける方便を間に受けているのでしょうか。 その頃美穂は、元恋人がフランスから帰って来て成田にいる、とメールを受けてご満悦。 美穂「成田?成田ってフランスのどこだっけ?」 家庭教師の生徒さん(女)と街で遭遇した拓也は、悪っぽい奴に絡まれます。 警察へ逃げ込み、親が迎えにきて、生徒さんの親が、不良に絡まれた被害者の筈の生徒さんを問答無用でビンタして終了です。 モンスターペアレントその2でしょうか?その1は小泉君の母親で。 |
08年8月14日 五つ子22、23話 |
第22話「本当の親子」です。 前回、拓也の生徒さん(女)は、理屈抜きで母親に殴られました。 この母と娘、実は血が繋がっていません。 母の方は、娘の為に「勉強しなさい」等いろいろと言いますが、娘の方は母の小言を「世間体の為」と誤解し、日々何かと衝突していました。 そんな親子の様子を見て拓也は、「りんちゃん(娘)をうちで預からせて下さい」とお泊り宣言。1度、お互いに離れて頭を冷やせと思っての事でしょうか。 娘さんは同意し、桜井家へ連れ込まれ、お風呂に入り、五つ子の部屋へ案内されます。いい年(19歳)こいて五つ子はまくら投げしています。 翌朝、桜井ママがその娘さんの説得にかかります。 親として子を本気で心配する気持ちを打ち明けつつ、家に戻るように嗜めます。 第9話の紀香の留学話、17話の美穂のキャバクラ話でもやった方法で、常套手段です。 拓也も娘さんに触発されて、自分の悩みを桜井ママパパに語ります。朝に。 朝の忙しい時に引き止めないでください。前回といい、ママパパ絶対遅刻していますよ。 拓也の悩みとは、連日徹夜で働く医者の姿を見るに、理想と現実のギャップに苦しんでいた事です。ですが、 拓也「それでも俺、医者になりたいんだ!」 と勝手に自己完結。序盤からビシバシと伏線を張っていた拓也の医者話は、呆気なく終了しました。 そんな投げやりな扱いされた拓也より、今日の見所は真悟です。 以前から、予備校生の分際で勉強も宿題もせずサッカーのコーチに熱を出し、決して勉強姿を見せまいと決意しているのかとまで思われた真悟が、何と勉強していました。 第23話「意外な真実」は、真悟がコーチしているサッカーチーム内のいじめ問題でした。 あと、剛士がふられました。 今日は、真悟が「うちのチームにいじめなんて絶対無いって!」と何の根拠もなく決め付けて、ピエロでした。「うちの子に限って〜〜」はモンスターペアレントの口癖ですけど、真悟も素養ありです。 さらに、今日もまた熱心に勉強していました。2日連続で真悟が勉強するなんて何かの前触れ……、あ、だからいじめが起こったのですね。 どの教科の勉強をしているのでしょうか。覗いて見ますと……、サッカーの練習メニュー作っていました。 こうして、猫に小判、豚に真珠、真悟に勉強、とairiに印象付けてくれました。 |
08年8月19日 五つ子24、25話 |
前回の22、23話紹介から5日間も空いてしまいましたので、まずはおさらいをしたいと思います。 真悟がコーチをするサッカーチームでいじめが発覚し、剛士が女上司に告白しフラれました。 ……一言で済んでしまいました。 さて、第24話「負けないで!」です。今日はとどのつまり、五つ子の名を冠した「いじめ撲滅プロジェクト」的な映像です。 真悟が落ち込んで帰宅し、剛士以外の家族は皆真悟を元気付けます。剛士はフラれてそれ所じゃありませんからね。 そして畳み掛けるように、サッカーチームの子の1人祐介の母親が真悟の家に乗り込んできます。 「うちの子に言い掛かりをつけるような人に、コーチをおねがいすることはできません!」 真悟がコーチをお願いされたのはこの母じゃなくて、怪しいストーカーのように初登場した監督の人だったと思うのですが。 まぁ、モンスターペアレントは理屈じゃないのでしょうか、続け様、 「あなたのような人に誰もコーチを受けたいとは思っていませんから!」 実は、五つ子の世界はこんな大人ばかりで、まともなのは桜井家とその周辺だけです。 真悟は悩んだ末、自分なりの解決方法をついに見出します。ライバルチームに試合の申し込みをして、いじめの事など忘れさせてサッカー漬けにする作戦です。 ライバルとの試合に向けて「明日9時から練習する」と皆に連絡する真悟。 果たして皆は練習に来てくれるのでしょうか。当初のいじめ問題からちょっと軸がぶれている気がしますが、次回へ続きます。 第25話「19歳の決意」です。 前回真悟は、自分がコーチするサッカーチームのいじめ問題を解決する為にライバルチームへ試合を申し込みました。言っている意味が全然分からないかもしれませんが、airiにも全然分かりません。 それで9時から練習するとチームに連絡を回したのですが、9時になっても誰も現れません。 真悟は試合申し込んだだけで何もしていないですから、当然ですよね。ママが真悟に持たせてくれたとか言う、チーム全員分の特製ドリンクが妙に物悲しいです。 このまま真悟が公園のベンチで途方にくれるニートのように1人寂しく待ち続けるかと思われましたが、チームの皆が遅れて登場します。 チームの子の1人の祐介が、チームメイトの家を1件ずつ廻って皆を呼び出してくれたのです。 こうして、真悟ではなく祐介の手柄でチームは再び一致団結。いじめも自然消滅するでしょう。 そうそう、ライバルチームとの試合には結局負けたそうです。 紀香「でも1点差だったんだよー!すごいじゃない!!」 野球やバスケなら惜しいと思いますが、サッカーですよね。 上機嫌の真悟は最後「今日は勉強でもしよっかな〜」と小学生にも分かる嘘で締めますが、いじめ問題に何もできなかった真悟はこのくらいにして、今日の主役は剛士です。 剛士は前々回、女上司に告白してフラれましたが、女上司さん曰く「弟みたいなもの」「子どもだから」という理由での事です。 そして、恋愛感情の為に剛士は独り立ちに拘ります。思い余って、家族に「独り暮らしをしたい」と宣言します。 独り暮らししたからといって大人になるものでもないと思いますが、家族は家族で「子どもの出立を見守るのも親の務めかな」と全く違う話をしています。 こうして、キリの悪い所で次週へ続きます。 |
08年8月21日 五つ子26、27話 |
オリンピックの都合で放送時間が変更され、挙句1話分削除され、踏んだり蹴ったりの「大好き!五つ子」というドラマです。 この気持ちを、今年のお正月でもちょこっと触れられていた「フンダリーケッタリー」(ディラン&キャサリン、歌詞)風に表してみたいと思います。 「五つ子見れば野球場映るよ」 (決まっている オリンピックに決まっているんだ) 「しかも試合0行進している」 (いや落ち着くんだ それはたった3回の話だぞ) 「真悟は勉強しない」 (んあぁそんな日ばかりしかないさ) 「認めちゃうの?」 (そうだ 真悟ってのはニート候補生なんだ 分かるだろ?) 「(ビバ!ビバ!ビバ!踏んだり蹴ったり されど1話ない)」 (わりと軽んじられているんだ) 「分からなかった 長寿番組になってほしいと思う」 五つ子を足蹴にしてオリンピック開いたのですから、是非結果を残して欲しい所です。 世迷言は措いといて第26話「恋人は年上」です。前回独り暮らしをしたいと言い出した剛士。 親と十分な話し合いができていないまま翌朝、入居申込書に記入をしていました。 剛士は本気のようですが、それを見た家族は「熱心に仕事の準備してたよ」「独り暮らしって言うから仕事頑張らなくちゃって思ってるのかしら」、と前回同様まるで噛み合っていません。 剛士は子どもだから女上司にフラれたと思い、早く大人になりたがり焦っています。そんな剛士に、 パパ「何か俺たちにいえないような理由があるのか?」 剛士「……ないよ」 パパ「だったら親に隠れてこそこそするような真似は止めろよ!」 と、久しぶりにパパがかっこよく決めます。 まぁ、パパのかっこいい姿も甲斐なく、剛士は女上司とデートして背後から抱きつくんですけど。 そういえばパパは、剛士の独り暮らし宣言を受けて「暴走はしてるけど、ちゃんと考えてるんだなぁ」とも言っていました。確かに暴走はしていましたね。 今日はもう1つ、紀香が外国人の東京案内をしていました。ホームステイの練習も兼ねて参加したのであり、ママの妹さーちゃんも一緒です。 さーちゃんはニューヨークで数年間過ごしたこともありますので、これは頼りになりそうです。 一足先に待ち合わせ場所に待機する紀香に対し、何故かくねくねうねうねしながら登場したり、 外国人がコンビニに行きたいと言えば、「ワターシがコンビニにー連れてイッテー上げマース」と、どう見ても 意味もなく紀香を突き飛ばしたり、 ほんと、とても頼りがいのあるさーちゃんでした。 第27話「プロポーズ」です。 前回、外人に東京案内をした紀香、帰宅しました。家族も、階段から転がり落ちつつ迎えます。 さらに、前回主に恋愛関係で暴走した剛士も帰宅しました。暴走と言いますか、前回の引きで女上司の背後から抱きつきました。やっぱり暴走ですね。 その後どうなったのか、詳しく描かれていませんが、帰宅した剛士は、口元を押さえながらどこかうわのそら。部屋に戻れば、マリファナ吸った人みたいに常時ニヤニヤヘラヘラ。 美穂は美穂で、恋人の北野君が自分の家(桜井家)に来るとのことで常時ニヤニヤヘラヘラ。 翌朝、2人して洗面所でニヤニヤヘラヘラ×2。そういえば、真悟も前々回でいじめ問題を解決しましたし、パパはそれを我が事のように歓喜していましたし、紀香も外人の東京案内が概ね成功に終わりました。 これが幸せの絶頂というものですね、分かります。 役立たずパパを尻目にほぼ毎回1人で問題を解決するママと、メインストーリーを5分足らずで処理されてしまった拓也にも幸せはやって来るのでしょうか。 北野君が桜井家(美穂の家)に来る事になって、パパは落ち着かない様子。料理をトイレに運び、腕時計をしていない腕を見ていました。 次回へ続きます。 |
08年8月23日 しっかりしすぎな美穂の恋人 28話 |
今年の「大好き!五つ子」は、序盤こそ「コメディ満載!」、「ラブ:コメは2:8!」、「コメディのスフィンクスや〜」、だったものの後半以降、鎌倉のおばあちゃんという至高のギャクキャラを失い、airiはどことなく失速した印象を感じています。 それでも真悟やさーちゃんが踏ん張ってくれてはいますが、無理が祟ったのか今日は終始シリアス路線を突っ切ってしまいました。 リニアモーターカー並みのスピード(時速500`)で踏み切りを無視していると思われます。 前回、美穂の恋人の北野君が美穂の家に来ました。「話したい事がある」と、美穂じゃなくて美穂の親に切り出して、今日の第28話「恋の行方」です。 家族交えて話をするという事は、やはりプロポーズなのでしょうか。 この北野君は、横浜ベイカリーという、色々と綱渡りな気がする名前の会社の社長の1人息子で、現在はパリの支社で働いています。プロポーズの言葉としては「美穂ちゃん、僕の社長婦人になって下さい!」とか、「美穂ちゃん、僕と一緒にフランスで結婚式を挙げよう!」など、考えられますが。 北野君「親父の会社を辞めてきたんだ」 N?何を言っているのでしょうか。確かに大事な話ですが、美穂を差し置いて桜井家にそんな事を言っても……。桜井家もairiも困惑中ですし、そういうのはハローワーク辺りで言った方がいいと思います。 北野君の話は続きます。間を置いてから、 「何となく親父の会社で働いていたけど、パリで本当にやりたい事を見つけたんだ」 「僕、パティシエになりたいんだ」 パティシエになる為に会社を辞めたのですね。血筋を利用して親の会社で働くのではなく、1から自力でパティシエを目指すのは大変でしょう。考えがしっかりしています。この人は本当に真悟と同い年なんでしょうか。 以下、美穂の事になど一切触れずに北野君の演説が続き、恋人にガン無視されて傷心の美穂をいつも通りママが励まし(いつも通りパパは何もしない)、とシリアス全開でした。 |
08年8月24日 剛士、怪我をする 29話 |
第29話「母の胸騒ぎ」です。 前回、剛士が仕事で怪我をしました。原因は己の集中力散漫です。 剛士は女上司とお付き合いする事になり、恋路にうつつを抜かしていました。その為の集中力散漫でしょう。 ですが今日は、そんな子どもな剛士の事はどうでもよくて、真悟です。 第1話で、物語的には何の脈絡もなく多分視聴者の為、「浪人中で教師(サッカー部顧問)を目指している」と明かされた真悟。 しかし、それ以降は勉強姿を微塵もテレビ画面上に映されず、ギャク担当キャラとなっていました。おそらく、勉強は拓也分で十分だ、と番組スタッフサイドが判断したのでしょう。 中盤以降、鎌倉のおばあちゃんというギャクキャラの出番がなくなり、より一層ギャク要因として重要になっていきました。ですが最近、度々勉強するようになり、視聴者に脱ギャク宣言をしていました。 その真悟が今日、まがりなりにも予備校の模試まで受けてしまっていた事が発覚。「予備校生なのに勉強しない」がアイデンティティであった真悟は、ここに破綻しました。 以前、勉強していると見せかけてサッカーの練習メニューを作っていた真悟。今回も模試のデータと思わせてトトカルチョの倍率表か何かなのでは?、と思いましたが、こちらは本物でした。 最早「模試の結果が悪いんだよなぁ、志望校のランク下げた方が良いのかなぁ」とまで言っている真悟は、大手の予備校生と何ら変わりませんでした。 その頃パパは居酒屋で、同僚の中畑先生から相談を受けていました。取り敢えず、中畑先生は人選を間違えていると思います。 中畑先生がこれから切り出そうとした時、パパの知り合いのマイケルが登場。マイケルの存在感により中畑先生が無視されるという定番のギャグで、相談事は有耶無耶に。言わんこっちゃないです。 そして、パパは酔っ払って帰宅しました。 美穂「ママ、どうしてあんなのと結婚したの」 ママ「あれでも昔は格好良かったのよ」 フォローしているつもりでしょうけど、過去形です。やはりママも、全く自分に協力してくれないパパに愛想を尽かしているのでしょうか。 脱落した真悟分のギャグはパパが補ってくれる、と安堵しつつ次週へ続きます。残り5話、来週で最終回です。 ……ところで、先々週の第21話で「自転車に乗れない=血が繋がっていない」という、謎の公式を持ち出したまさみちゃんや、 先々々週の第15話でストーカーばりの態度で真悟に少年サッカーのコーチを頼んだ監督さんは、何処に行ってしまったのでしょうか。 |
08年8月29日 真悟が1番心配な五つ子の最終回 |
とある世帯の五つ子一家を舞台にしたホームドラマ「大好き!五つ子」。 五つ子の小学6年間を描いた「大好き!五つ子1〜6」(実際には1という名はありません)、それから多分マンネリ化防止を図った余波で五つ子が中学を越え、一気に高校生になったその3年間の軌跡が「大好き!五つ子GO〜GOGOGO」。 そして、五つ子の大学生活大全であるシリーズ10作目、好評放送中の「大好き!五つ子2008」。 正直「高3で終わればキリが良かったのに」と思った事もありますが、なんだかんだでほぼ毎回録画して楽しませていただきました。 その五つ子も今週で最終回です。真悟の さて、この五つ子シリーズは、五つ子が高校生になって以降、最終回の落とし方にも大きな特徴が顕現し出しました。 「大好き!五つ子GO」では、高校に入学し小学生とは比べ物にならない程にグレて別人のように変貌してしまった剛士(俳優さんはまぎれもなく別人ですけど)が、フルマラソンに出場し、剛士を始め諸所の問題は有耶無耶になりました。 ちなみに、スポーツで何でも誤魔化そうとするこの姿勢は、今期第話に脈々と受け継がれていました。 「大好き!五つ子GOGO」では、高2になり思春期真っ盛りの五つ子は、思春期らしく親と真っ向から対立。同時期、五つ子パパの浮気疑惑も浮上し、ママは家族から完全にハブられてしまいました。 ママは、五つ子とついでにパパをほったらかしにして、別荘に遊びに行き、家庭内の溝はなかった事になりました。 避暑をするとみんな幸せになれる、頭の根幹から幸せそうな五つ子一家でした。 ※避暑ではなく豪遊でもなく、ママは家出したんですけどね。 「大好き!五つ子GOGOGO」では、高3になり進学・就職の迫った五つ子は、親と衝突しているというよりも、自分の事で手一杯で親と話し合う余裕がない感じでした。 そこで、ママは山登りを計画しました。 ―何故山に登るのか? ―そこに山があるからさ! そして山登りを経てバカになってしまったのか、山頂へ辿り付くと五つ子は、山に向かって将来の夢を叫び出しました。 その場の勢いだけで進路を決めてしまいました。 果たして、今期の「大好き!五つ子2008」は、何処へアウトドアしに行くのでしょうか。拓也のUFOキャッチャーの才を生かしてフィッシングか、自転車乗れないまさみちゃんを連れてサイクリングか、鎌倉の海の家にダイビングか、そして鎌倉のおばあちゃん再来か。 先週の予告で間違いなく「キャンプ」って聞こえましたけど。 学校関係でまたしても更新が滞っていました。 現在、第30話〜33話まで放送され、第34話で最終回です。 32、33話をまだ視聴していません。 |
08年8月30日 五つ子30、31話 |
今週で最終回の五つ子シリーズ。 第30話「恋の曲り角」です。 女上司が「剛士君と真剣にお付き合いさせて頂いている」、とママに告白。 そして剛士も「キッチンコーディネーターの真里子さんと付き合ってるんだ」、と家族に 各自の自室にて。 真悟「随分と差つけられちまったなぁ」 拓也「関係ないだろ。俺たちは俺たちのやれる事(勉強)をやればいいんだよ」 真悟「……そうだな!」 と言いつつ、筋トレする真悟。全く話を聞いていません。 そもそも、差を付けられたとか今さら呟いていますけど、社会人剛士としがない浪人生真悟なのですから、当然の差です。 こうして真悟は、第23話のいじめ問題に続き、認識の甘さを視聴者に見せ付けました。 第31話「揺れる思い」です。 美穂の恋人、北野君が再び桜井家を訪れました。 北野君といえば、以前プロポーズをしに桜井家へ来たと思いきや、己の再就職先を何故か桜井家に伝えたという、電波君の一歩手前な子でした。 その北野君、今度は何しに桜井家にやって来たのでしょうか。新しい仕事クビになったのでしょうか。 「お父さん(パパ)、お母さん(ママ)、美穂さんとパリに行かせて下さい!」 「美穂ちゃんが「北野君の夢は私の夢」だって言ってくれた事、すごく嬉しかった。美穂ちゃんの為なら、どんな事でも頑張れる!」 北野君は元々、父のパン工場のパリ支部で働いていましたが、「パン職人でなくパティシエになりたい」との事で、今は父の会社を辞めて、パティシエを目指しています。要約すると、……無職? そういえば世間では、小説家を目指して日々邁進する人だの、「映画評論家」だの「アイドル評論家」だのといった、肩書きだけは偉そうな無職もいますが、それと同じなのでしょうか。 北野君の場合は、普通にケーキ屋さんとかでバイトしていると思いますけど。 さて、話が大幅に脱線してしまいましたが、美穂やパパママの気持ちはどうなのでしょうか。 パパママは、「美穂が自分で決めなさい」、と そして美穂は、「北野君と一緒にパリ行きたいよ!」とこぼしていました。 最後で、美穂がパパママに「ちょっといい?」と言って、パリに行くかどうかを伝える所で次回へ続きます。 パリへ行くのでしたら、つまり美穂は短大を退学するのでしょうか。休学でもいいですけど。 それに美穂はフランス語を話せない筈ですよね。パリの学校に編入しても、勉強についていけるのでしょうか。いや、美穂の学力ですと編入試験すら危ういような……。 その辺の這般の事情は、みんなあまり気にしていないみたいですけど。 参考:無職のカッコいい呼び方 反社会主義者、大器晩成が最有力候補と思いました。 ついでに言いますと、「北野君の夢は私の夢」も、ぶっちゃけ無職ですよね。 |
08年9月3日 意外?な美穂の決断 32話 | |
前回、美穂の恋人北野君はパリでパティシエを目指す決意をしました。北野君は、美穂にも一緒に付いて来て欲しい、自分を支えて欲しい、と言いました。 今日の第32話「美穂の決断」にて、美穂は「パリに行かない」と結論を出しました。 真悟は成績が芳しくない様子でした。 剛士は、現在付き合っている女上司が仙台へ転勤する事を知り、仕事を途中で放り出して女上司宅へ真相を確かめに行きました。 ……適当でごめんなさい。 そういえば、前回と今回のエピソードで主役を張った美穂、過去のキャバクラ話でも2話分の主役を演じ、五つ子の中でも割りと優遇されていますが、公式ページの現場レポートに以下の記述がありました。
美穂役の笹岡莉紗さんは、撮影に自前のピアスを使い、毎日付け替えていたのですか。 つまり、鎌倉のおばあちゃんが骨割って入院した時も、新五つ子が泣いて家出した時も、紀香が留学の事で真剣に悩んでいた時も、パパママに「キャバクラを辞める」と明かした時も、そして今日北野君に「パリへ一緒に行けない」と伝えた時でさえ、美穂は毎日欠かさずピアスを付け替えていたのでしょうか。ちょっと面白いです。 |
9月4日 五つ子とは思えない純愛物 33話 |
前回、仕事をサボって、付き合っている女上司の家に行った剛士。女上司の転勤話の真意を確かめる為です。 そして、突然の別れの予兆に茫然自失の剛士。夕食も食べずに部屋に閉じこもってしまいます。 見かねた真悟が剛士を さらに翌朝になっても、剛士はいつまでも食卓に来ません。 再び真悟が呼びに行こうとしますが、また引き止められました。しかも今度は美穂に。 美穂「真悟じゃどうせ喧嘩になっちゃうでしょ、私が行く」 美穂にだけは言われたくないと誰もが思っている事でしょうけど、しかしこの美穂、うまく話をつけてくれました。 美穂「剛士、どうしたのよ?」 剛士「……なんでもない」 剛士「あのさ、美穂はなんでパリに行くの止めたんだよ?」 美穂「……私が付いて行っても、私の人生にも、北野君の人生にも、プラスにはならないと思ったの」 剛士「俺、どうしたらいいのか分かんねぇ」 (美穂に事情を打ち明ける) 美穂「一つ言える事があるよ。剛士にも真里子さんにも、この先ずっとずっと長い人生が待っているよ」 中の人、ノリノリです。大人すぎる美穂にトランスしてないで、早く戻って来て下さい。 美穂のおかげで真理子さんを送り出す決心がついた剛士。その足で真里子さん宅へ向かいます。ところが真理子さんから予想外の返事が。 真里子「(転勤の話を)断る事にしたの。私は、今の仕事だけで手一杯だし、無理よ」 剛士「……なんでそんな事言うんですか!そんなの俺が好きな真里子さんじゃないです!!」 真理子「え……」 剛士「俺が好きな真里子さんはそんな後ろ向きじゃなくて、いつも前向きに仕事に取り組む真理子さんですよ」 真里子「……桜井君」 そして、飛び出してしまう剛士。 それを追う真理子さん。 真里子「桜井君、私、仙台に行く」 真里子「桜井君に出会えて、良かった」 言いつつ、抱き合う2人。 これは本当に「大好き!五つ子」ですか。 ともあれ、これで全ての問題を消化し終えました。後は最終回でキャンプするだけです。 前作の最終回では山登りをし、美穂が遭難しましたが、キャンプでは如何な命懸けを起こしてくれるのでしょうか。 キャンプ場では、野外の飲み水の問題や、玄倉くろくら川水難事故に代表される水難事件等、水関連の問題をよく耳にするのですが、次回は河が氾濫して真悟が流されてしまうという、ギャグでスルーすればいいのか真剣にハラハラドキドキすればいいのか分からないような映像が見られるのでしょうか。 番組の影に水難の相がちらついている以上、五つ子はお祓いしてもらった方がいいと思います。 キャンプ場と言えば、事故を起こした翌日に平気で営業するようなキャンプ場もあったそうです。 |
08年9月5日 五つ子最終回 | |||
いよいよ「大好き!五つ子2008」も最終回です。 本編そのものは至って平凡でした。 五つ子は「今まで親に苦労を掛け続けてきたから、親孝行をしよう」と結託し、パパママを高級レストランに招待し、パパママは翌朝、五つ子をキャンプに連れて行きました。 キャンプ場では、第1話からは及びもつかない程に仲良く遊ぶ五つ子一家の姿が映し出されていました。 特に、アヒルさんボートに男2人乗りして大声ではしゃぐ拓也と剛士は、やっぱり北野君と同い年に見えませんでした。 真悟は1人あぶれ、手漕ぎボートで寂しく浮浪していました。 ひとしきり遊んだ後、五つ子一家は各々の夢を語り合います。 剛士「真里子さんに恥じないような立派な(左官)職人になる!」 拓也「医者になる!」 美穂「まだやりたい事とか分からないけど、誰か(北野君)の夢を応援するのもいいかなって」 紀香「デンバーに留学します」 真悟「絶対○○大学を受験する」 約一名、夢が小さすぎますが、「受験するだけかよ〜」「絶対合格くらい言えないの〜?」と野次られて、 「絶対○○大学合格して、親父のような教師になる!」と言い直します。かっこわる! そして、ママからも演説。 「生協の店長になるかどうか、昨日返事してきたの」 そういえば、ママは第1話で、現店長から「新しい店長にならない?」と持ち出されていました。今まで殆ど出てきませんでしたから、スタッフさんがすっかり忘れてしまったのかと思いました。 他にもママは、気象予報士の勉強中という、番組を数十秒水増しする程度にしか役に立たない設定があります。 さて、五つ子が各々の夢に向かって歩き出しましたので、ママもきっと新店長、つまりは正社員になり、ひいてはオーナーになるのでしょうか。五つ子のママで、スーパーのオーナー、すごいです。 「私ね、店長にはならずに、今まで通りアルバイトとして働く事に決めたの」 「やっぱり、私は五つ子のママで、あなたたちも立派になったけどまたこれから先、色々とあるだろうから」 ……ママは子離れできなかったのですね。この後一応、「でも勘違いしないで欲しいの。あなたたちの事が心配じゃなくて、あなたたちを後押ししたいのよ」と変な言い訳していますけど。 最後にパパが、「がんばれ」だの「応援する」だの、内容の薄い演説で締めて、再び遊び始める五つ子一家。 場面が変わり、皆が空港で紀香の留学を見送るシーン。 そして、そこに駆け付けた新五つ子とさーちゃん。さーちゃんは免許を持っていない気がしますが、電車代いくら掛かったのでしょう。 最後に、浴衣を着て夏祭りの仕度をする桜井夫婦が映し出され、終わりです。 ついに終わってしまいました。ここ一月、五つ子とともにairiも楽しませていただきました。とってもとっても悲しいです。俳優さん各位もさぞや悲しんでいる事でしょう。各所の反応は……。 パパこと良介役の新井康弘さんのブログ、8月10日。
(何を止めるんでしょうか) 紀香役の永岡真実さんのブログ、8月29日。
(バッグの間違いでしょう) ママこと桃子役の森尾由美さんのサイト、8月20日。
まともに悲観しているのはairiだけでした。 |